特許ファミリーのタグ付け
このページでは、Classificationにおける特許ファミリーのタグ付け機能について、概要、タグの種類と活用例、作成と適用手順、権限、フィルタリング方法、エクスポート方法を説明します。
特許ファミリーのタグ付けとは
利用できるタグの種類と活用例
タグの作成と適用方法
タグ付け権限
タグでのフィルタリング
タグ付けしたデータのエクスポート
特許ファミリーのタグ付けとは
タグ付けは、特許ファミリーまたはそのグループに、あらかじめ定義した値(タグ)を自分用または社内メンバーの参照用に割り当てる機能です。プラットフォーム上で迅速かつ簡単に実行でき、他ツールへのエクスポート/インポートは不要です。付与したタグは、プラットフォーム内で簡単に検索・レビューでき、新規レポートに追加することもできます。
利用できるタグの種類と活用例
タグ付けは複数のワークフローで役立ち、設定や共有方法は自由に設計できます。以下は代表的な活用例です。
関連度タグ付け:
典型的なタグのグループとして、関連度の評価があります。たとえば、Classifier(分類器)レポートの結果を精査し、高・中・低などの重要度でファミリーを強調表示したい場合です。評価スキームは自由に設定できます。例:関連あり/なしの二択、1~10のスコアなど。あるいは、特定のClassifierスコア範囲のファミリーにタグ付けし、社内メンバーにレビューを依頼することもできます(例:0.5–0.6、0.7–0.8、0.8–0.9 など)。
カテゴリ・タグ付け:
カテゴリに基づくタグ付けの例です。レポート内の特定のサブ技術(例:用途分野、重要成分など)に関連するファミリーを識別するのに有用です。特に広いClassifierを使うレポートでは、関心のあるファミリーをタグでグループ化し、後からレビューできます。
分野や技術のサブセットが異なる社内メンバーとファミリーを共有する際にも有効です。以前はExcel/CSVへのダウンロードが必要でしたが、現在はプラットフォーム上で直接行え、タグ付きリストを共有できます。タグ名はご希望に合わせて設定可能です。必要に応じてご相談ください。
ブックマーク・タグ付け:
レポートを閲覧中に特に興味深いファミリーを見つけた際(例:想定外の分野で出願している競合、認識していなかった自社ファミリーなど)に、「interesting(注目)」などのタグで素早く保存し、簡単にアクセス・共有できるようにします。
フリーテキスト・タグ付け:
個々のユーザーが、組織内で共有可能なカスタムタグを作成できます。タグは自動共有ではなく、非公開/公開を選べ、特定ユーザー(プラットフォームの他ユーザー)と共有することも可能です。ファミリーにタグが追加されると、タグを付けたユーザー名が記録され、誰でもタグの所有者を確認できます。
以下は利用可能なタグ種別の例です。
タグの作成と適用方法
タグの適用は、任意のリスト・ビューから実行できます。レポート内の任意のチャートでデータ一覧をクリックすると、対応する特許ファミリー・リストに遷移します。あるいは、レポートのリスト・ビューから、失効・拒絶を含むすべてのファミリーにアクセスできます。
このビューでは、ファミリーの閲覧とタグ付けを次の2通りで行えます。対象ファミリー数や個別精査の必要性に応じて選択してください。
一括タグ付け:
以下のような場合に適しています。
- 特定のチャートからクリックして得られた集合全体にタグ付けする場合(例:ある企業Aの米国で登録済み特許すべて)。
- 発明の名称/要約のキーワード検索など、詳細に入らずともファミリーの要点を識別できる場合。
- Classifierスコアが特定範囲(例:0.8–0.9)のファミリーすべてにタグ付けする場合。
アカウントでタグ付けが有効になると、リスト・ビューの各ファミリー左側にチェックボックスが表示されます。列上部のボックスで全選択、または個別選択が可能です。
対象を選択後、右上の Tags(タグ)ドロップダウンを開き、設定済みのタグ一覧から適用したいものを選びます。
個別ファミリーへのタグ付け:
個別の詳細(発明の名称や要約、明細書)を確認してからタグ付けしたい場合は、対象ファミリーの Family ID をクリックして詳細を開きます。初期状態ではタグが非表示のため、右上のタグ・アイコン(1)をクリックして表示します(2)。
前述の3カテゴリ(Bookmarked、Category(例:fruit)、Ranking)が用意されています。このセクションにはタグ内容を対象とする検索バーもあり、タグ数が多い場合に目的のタグを素早く見つけられます。
カテゴリごとに選択ボックスの形状が異なります。例:Rankingは円形で単一選択(相反する複数選択を防止)、Bookmarked や fruit は四角で複数選択が可能です。これはタグの性質に基づく仕様です。
また、このビューではリスト表示に戻らずに、右上の左右スクロール(3)でファミリー間を移動できます。
組織内のタグ付け権限
新しいタグ付けツールの大きな利点は、タグ(正確にはタグ付けした特許ファミリー)を社内メンバーと共有でき、プラットフォームの利用をシームレスにワークフローと統合できる点です。これにより複数プラットフォーム間のエクスポート/インポートが不要になります。
次のことが可能です:
タグ付け済みファミリーから新規レポートを容易に作成し、共有アイコンから社内メンバーと共有できます。タグ付きファミリーは New report(新規レポート)タイルの「Tagged families(タグ付け済みファミリー)」タブから利用できます。レポートは右上の共有アイコンで共有可能です。
または、ファミリー・タグ付けが設定されている場合、社内メンバーに対してタグ作成の読み書き権限を付与するか、あるいは「Tagged families(タグ付け済みファミリー)」タブへの読み取り権限のみを付与し、既存のタグ付き資産へアクセスさせることもできます(下図)。
これにより、社内メンバーはタグ付きデータを起点に自分のレポートを生成できます(ファミリーへのタグ付け自体は、設定しない限り実行不可)。
タグでのフィルタリング
特許ファミリー・リスト表示では、タグ種別で絞り込みができます。過去にリサーチ対象として特定したファミリーを素早く見つけるのに有用です。まず、Family Tags(ファミリー・タグ)と表示されたドロップダウンをクリックします。
メニューが開いたら、タグでのフィルタリングを有効化するチェックボックスを選び、表示したいタグ(複数/個別)を選択します。
特許ファミリーに付与されたタグを一覧表示するには、Columns(列)ドロップダウンで Family tags(ファミリー・タグ)列を有効化してください。
ファミリーに関連するタグを素早く確認したい場合は、該当列のセルにマウスオーバーするとポップアップが表示され、どのユーザーがタグを付与したかも確認できます。
タグ付けしたデータのエクスポート
エクスポートは、任意のレポートのリスト一覧ページで行います。タグ付きファミリーのリストを表示したら、Columns(列)ドロップダウンで Family tags(ファミリー・タグ)列が表示対象になっていることを確認してください。
エクスポートには表示中の列のみが含まれます。必要な列を忘れずに選択してください。
準備ができたら、ページ右上の赤い Export(エクスポート)ボタンから、CSV または Excel 形式でダウンロードします。