LexisNexis® Standard Essential Patent Dataとは
LexisNexis® IPlyticsプラットフォームとの違い
LexisNexis® Standard Essential Patent Dataとは
LexisNexis® Standard Essential Patent Dataは、標準必須特許(standard essential patent、SEP)として宣言された(declared)特許に関連する周辺データを収録した、構造化データセット群です。規格策定やSEP関連の活動情報を、自社の研究・分析環境に取り込みたい組織向けに設計されています。
最初に利用できるのは、規格・寄書(Standards and Contributions)データセットです。規格・寄書は、公開された規格、改訂履歴、標準化寄書(standards contribution)、会合への出席情報という、相互に関連する4種類の規格関連情報をまとめています。この構造により、3GPP、IEEE、ETSI、IETF、ならびに映像符号化を扱うJVET/VVC、JCT-VC/HEVC、JVT/AVCなどの標準化団体における規格策定に関連する文書、活動、組織の参加状況を調査できます。
Standard Essential Patent Dataのデータセット群には、今後、SEP宣言(Declarations)データセットが追加される予定です。規格・寄書とSEP宣言は、別々のデータセットとしてライセンス提供・販売され、両方を購入したお客様は、両データセットを結合して利用できるようになります。
Standard Essential Patent Dataは、規格の調査や先行技術調査に関連する検索ワークフローを支援するためのデータ製品です。例えば、特許調査に役立つ規格文書や標準化寄書を探す際に活用できます。単独でSEPの分析やスコアリングを行うツールとしての利用は想定していません。
LexisNexis® IPlytics™プラットフォームとの違い
Standard Essential Patent DataとIPlyticsプラットフォームは、いずれもLexisNexisの規格・SEP関連情報を活用していますが、利用目的が異なります。
IPlyticsは、すぐに使える分析機能、標準必須性スコア(Essentiality Scores)などの独自指標、未宣言SEPのランドスケープ全体の表示機能を備えたSaaSプラットフォームです。
Standard Essential Patent Dataは、基盤となる構造化データそのものへの直接アクセスを提供します。規格・寄書データを自社のツール、データベース、研究・分析環境に取り込みたい組織向けに設計されています。
そのため、Standard Essential Patent Dataは、特に次のような目的を持つ組織に役立ちます。
- 規格調査のための社内データ環境を維持・管理する
- 規格・寄書データを自社の特許調査や先行技術調査のワークフローと組み合わせる
- 規格策定に関する活動情報を使って、独自の研究・分析ワークフローを構築する
- 規格データを自社独自のデータセットと組み合わせて、社内システムに組み込む
SEPの標準必須性に関する包括的な分析、独自指標、未宣言SEPのランドスケープ全体の表示機能が必要な場合は、IPlyticsプラットフォームをご利用ください。
データの提供方法
Standards and Contributionsは、DatabricksまたはDelta Sharingを通じて、ダウンロード可能なデータ製品として提供される予定です。
詳しくは、 Standard Essential Patent Data:データの提供方法と連携をご覧ください。
まとめ
LexisNexis® Standard Essential Patent Dataは、まず規格・寄書データセットを通じて、規格やSEPランドスケープに関する構造化データへの直接アクセスを提供します。
公開された規格、改訂履歴、標準化寄書、会合への出席情報を構造化されたレコードとして提供することで、規格策定に関する情報を自社の研究・分析ワークフローに直接取り込めます。これにより、既存の特許検索やSEP調査を補完できます。
Standard Essential Patent Dataは、規格の調査、先行技術調査に関連する検索、社内データとの統合を支える、構造化された規格策定データを必要とする場合に適しています。
ご不明な点がございましたら、担当チームにお問い合わせください。