構文検索について
PatentSightの構文検索を活用すると検索作業がより効率的になります。
また、複雑な検索を行う時も便利にご利用いただけます。
構文検索のメリット
PatentSight 構文検索は検索に便利な以下の4機能の組み合わせで構成されています。
構文検索
項目検索から構文検索に切り替えると検索式を直接フィルタに入力およびすでに存在する検索式をフィルターにコピー&ペーストいただけます。
検索アシスタント
構文検索機能には検索アシスタントが含まれています。検索式を入力する際に検索項目が提案されるので、キーボードの矢印キーで簡単にドロップダウンメニューから選んでいただけます。
保存済みの検索式
検索式はユーザーフォルダーに保存すると、何時でも再検索が可能です。保存済みの検索式は検索条件として他の項目と組み合わせることも可能です。
検索履歴
検索履歴は、過去に実行した1,000個の検索が自動的に記録され、いつでも再検索が可能です。
項目検索から構文検索へ簡単に切り替えられます。
フィルタ上部の「項目検索」 もしくは 「構文検索」をクリックし、入力モードをお選び頂けます。
項目検索から構文検索に切り替えると、検索項目が自動変換されます。構文検索から項目検索でも同様です。
検索式
検索式の構成は「構文検索」及び「 項目検索 」とも同じです。切り替えが可能なのはどの入力方式でも検索式が一致しているからです。
検索項目によって異なる入力が必要です。
リスト
オーナー、IPC分類、出願国等はカッコ内で論理演算子「AND」、 「OR」 及び「NOT」/「AND NOT」で繋ぎ、リストアップすることが可能です。また、カンマで区切ると「OR」と同様に扱われます。
【注意】下記の記号が含まれる場合は引用符で囲います。
# = & < > ( ) { } [ \ ] ! “ , ; : | ~ %
例: Owner=(“P&G”)
日付
入力可能な年月日のフォーマットは「YYYY-MM-DD」もしくは「YYYYMMDD」です。日付の範囲は「TO」で指定頂けます。
注意: MM とDD 及び DD のみを除くことも可能です。例 「GrantYear=(2018)」 では2018年に権利化されたすべての特許が検索されます。「GrantYear=(2018 TO 2019」では 2018-01-01 (開始日)から 2019-12-31(最終日)の間に権利化されたすべての特許が検索されます。
指標
PatentSightの指標や数値を用いたカスタムフィールドの範囲は 「<」(小なり)と「>」(大なり)及び 「TO」をお使いいただけます。
リストと日付の組み合わせ
リストと日付を組み合わせる際には先に1つまたは複数のリストアイテムを入力します。リストと日付はセミコロン(「;」)で区切ります。
構文ガイドのダウンロードはこちら
検索アシスタント
検索アシスタントが入力に応じて項目候補を表示します。
入力に応じて検索アシスタントが、ドロップダウンメニューに検索項目の候補を表示します。
矢印キーで上下操作し、検索項目を指定するか、検索項目の頭文字を入力すると便利に選択頂けます。
ドロップダウンメニューは、「Ctrl + Space」で呼び出し、「Esc」で隠すことが可能です。
1. キーワードを含む全ての検索項目が表示されます。さらに、関連する検索項目の候補も表示されます。
2. 指定された検索項目は検索アシスタントによりフィルターに追加され、カッコ内に直接入力できるよう、カーソルが設定されています。
検索アシスタントは検索項目内の検索アイテムも自動的に候補を表示します。
例えば下図のオーナーの部分のカッコ内に入力すると、検索項目に適した検索アイテムが提案されます。
提案される項目のドロップダウンに表示される内容は項目検索と同じものが表示されます。
ドロップダウンメニューから追加の検索条件を選択できます。
1. IPC等の検索項目は、アイテム名での検索が可能です。
2. このアイテム欄に表示される内容は、項目検索と同様です。
【注意】IPCやCPCで下の階層を検索する場合スラッシュは必須です。一方で、スペースは影響ありません。
A61M 3/00
A61M3/00
A6 1M 3/0 0
ISO国コード
タグとカスタムフィールドは特殊な検索項目です。
【タグ】
タグはタグ名を入力することで検索できます。
タグは保存されているフォルダー名からも検索が可能です。
【カスタムフィールド】
1. カスタムフィールド項目は2つの検索項目から構成されています。
検索項目は「CustomField」と指定し、具体的なカスタムフィールド名を入力します。
注意:カスタムフィールド名がスペースを含む場合は、引用符が必要です。例 "Product (A-C)"
2. カスタムフィールド名を選択し、その中の検索アイテムを指定します。
保存済みの検索式
検索式を個人フォルダに保存すると、いつでも検索式を呼び出して使えるようになります。
1. 保存のマークをクリックします。
2. 「保存済み検索式」というフォルダがユーザーのフォルダ内にあります。
3. 保存名を入力します。
4. 確定をクリックして保存します。
【注意】検索履歴を引用する検索式(#)は保存出来ません。
「お気に入り」に保存された検索式を呼び出すと自動的にフィルターに設定されます。
1. フォルダーのマークをクリックします。
2. 保存済みの検索式から使用したい検索式を選択して、「確定」をクリックします。
3. 構文検索のフィルターに追加されます。
保存された検索式を新たな検索式に追加し、組み合わせることが可能です。
1. ハッシュタグ##を2つ続けて入力すると、保存済みの検索式が選択できるようになります。
2. 検索式は保存名でフィルタに追加されます。
または、プラスマークの「もっと見る」をクリックして、検索項目の追加から、「保存済みの検索式」の項目を選択しても追加いただくことが可能です。
検索履歴
検索履歴は、検索式が自動的に保存される機能です。
1. 自動的に保存された検索式を表示するには時計のマークをクリックします。
2. 過去に実行された検索が1,000個まで自動的に履歴として保存されています。
【注意】 検索式の自動保存は1,000個が上限となっており、1,000個を超えると古い検索履歴から順に削除されます。
検索履歴の画面について :
1. 検索履歴をキーワードから検索できます。
2. XLSXにエクスポートできます。
3. いつでも検索履歴の保存を無効に設定することが可能です
4. 検索履歴が当日保存された分、または、これまでの保存分に切り替えることができます。
5. 3つの点マークをクリックすると、アラートの設定・検索式の保存・検索式の削除ができます。
6. 「検索パネルに追加する」を選択すると、検索式が構文検索のフィルタに追加されます。
7. 履歴の検索式をコピーします。
検索履歴に保存された検索式を上記の手順でフィルタに追加した後、他の検索式をさらに追加することも可能です。
また、検索式を入力する際に、検索履歴から検索式を追加したい場合、ハッシュタグ#を入力すると、検索履歴に保存されている検索式を候補として表示させることもできます。Enterを押すと検索式がフィルタに適用されます。